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脳が老化していくのは、脳の神経細胞が減っていくから仕方がないと思うかもしれないが、そのもう一つの原因は年齢的な変化ではなく、情報のない環境に身を置いていることに気が付かないことなのだ。・・・
歩くことによって脳神経細胞を増やす物質が出ることも分かっている。

[脳は本当に年を取るのか](米山公啓)より'11/03 

 すべて本人の努力次第・・・



脳の中の帯状回というところに「スピンドルニューロン」と呼ばれる大型の神経細胞があり、幸福を感じていると、この神経細胞が活動する。
だから、幸福感を得るように努力していけば、脳細胞はますます刺激されるはずだ。逆に、心にストレスが多くマイナスな考えが多いと、せっかく作られた脳神経細胞が減ってしまうことも分かっている。
うつ的な思考は脳にダメージを与えてしまうのだ。

[脳は本当に年を取るのか](米山公啓)より'11/03 

 楽天家がいいのか・・・



最近の調査から、学歴が高いほど、アルツハイマー病の発症例が少ないという報告がある。学歴が高いという意味は、知的な好奇心を満たそうと努力し続けていたかどうかである。・・・
いわゆる健康な脳であれば、年齢に関係なく、80歳を過ぎても高い知性が保たれていることが証明されている。
高い知性というのは、もちろん、研究をしていたとか、勉強を続けていたとか、会社での高度な技術的な知識など、広い意味にとらえてもよい。
そういったものが脳に蓄積されていると、脳の機能が多少落ちてきても十分に日常生活はやっていけるのでアルツハイマー病の発祥は起きにくい。あるいは起きても症状が出にくくなるのだ。

[脳は本当に年を取るのか](米山公啓)より'11/03 

死ぬまで勉強をせよと・・・


東京大学の中福雅人助教授も神経細胞の再生を報告している。
大人のネズミの脳血流を止めて脳梗塞を作り、海馬の神経細胞を死滅させる。数日後脳内に神経細胞の成長を促す物質を注入すると、1か月後には海馬の神経細胞が4割程度まで復活したという。
大脳皮質の神経細胞までも新生されているという報告もある。

[脳は本当に年を取るのか](米山公啓)より'11/03 

・・・・・・・・一縷の望み・・・・・・・・
だけどニューロンを作らなきゃ・・・


金田一晴彦先生によると、日本では伝統的に、家族の中の最も幼い者の立場から家族の成員の呼称が決まってくるということである。
子供が出来ると「パパ、ママ」、孫が出来ると「爺ちゃん婆ちゃん」と、お互いそう呼びあうだけでなく、自分のことを「爺ちゃん」と言うようになる。・・・・・

こういう言語習慣を持つ日本語に欧米の小説や映画やテレビドラマを翻訳するときに困るのが、恋人や夫婦がお互いを呼び合う場面である。 「ダーリン」ぐらいまでは人口に膾炙してきたからいいものの、直訳すると「愛しい人」「可愛い人」にはじまって、「仔猫ちゃん」「子鳩ちゃん」「苺ちゃん」「胡瓜ちゃん」等々やたら身近な動物や食べ物に例えた呼び方が多いのだ。 ・・・・・

さて、とあるレストランで、アメリカ人の夫が妻に呼び掛けた。「蜂蜜を取ってくれないか、ぼくの蜂蜜ちゃん」イギリス人の夫が妻に呼び掛けた。「砂糖を取ってくれないか、僕のお砂糖ちゃん」 日本人の夫も妻に向って、「ハムを取って呉れないか・・・・・」と言いかけたものの、しばらく考え込み、それからつけたした。「僕の仔豚ちゃん」

【心臓に毛が生えている理由】(米原 万里)より'10/09

そこのスペアリブとってくれない?・・・
私の細い脛さん・・・
(これはちょっととげがある?)・・・


宇宙の初めは暗闇でドロドロしていた。それがいつしか上下に分離し、上は父なる天空ウラノス、下は母なる大地ガイアになる。

[ヨーロッパ物知り紀行<神話・キリスト教>編](紅山雪夫)より'11/08 

 ガイアがここにあった・・・


インカ帝国を征服したスペイン人が、アンデスを超えて東側の平原まで下りて行ったとき、原住民は女までもが弓矢をとって勇敢に抗議した。これこそ勇敢なアマゾンそっくりだというわけで、そこを流れる大河をアマゾンと名付けた。

[ヨーロッパ物知り紀行<神話・キリスト教>編](紅山雪夫)より'11/08 

アマゾン誕生・・・




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